「トップダウン」と「ボトムアップ」

木更津マジック

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9月は市内の児童生徒の感染状況が拡大していたため活動を休止していましたが、

10月から再開したいと思います!

 

夏休みの間も市内では部活動禁止。それに加えて8月後半の緊急事態宣言。そんな中でも夏の集中

練習と3年生の引退送別紅白戦を行いました。1、2年生はとても良いスタートが切れましたし、

3年生はいい終わり方ができました。

その後1ヶ月の休止期間は、もったいなくも感じますが、誰からも応援される木更津マジックの実現

に向けて、積極的な休止の判断でしたし、10月からの活動再開がとてもスムーズな形で判断できました。

このまま行けば、10月からは学校部活動も再開される方向ですし、11月には、中野連主催の1年生

大会もありますし、年明けには選抜の大会も予定されているようです。

ですから10月は、通常マジックの活動と選抜の活動を予定しています。部活動とマジックの活動を

合わせると、選手や指導者も十分野球を楽しむことができるのではないかと思うとワクワクしてきます!

 

話は変わりますが、

最近「トップダウン」と「ボトムアップ」についてよく考えます。

コロナ禍で業務を進めるとき、教育界で言えば、現場は管理職の判断待ち、管理職は市教委の判断

待ち、市教委は県教委の判断待ち、県教委は国の判断待ち… 公務員ですので、通達は絶対であり、

さまざまな環境下にある万人にとって理想的なものではないのは当たり前なことです。自分の決断

に責任を取るということが難しいことも理解できますので、納得いかないこともありますが、それ

に対して批判的な思いは一切ありません。それより、その通達を破ってまで子供たちのためだと活

動させることはあってはならないことです。

 

この2年間、子供たちを目の前にし、モヤモヤした想いの連続です。多くの大人は、自分に都合が良

いように進むような判断をしてくれるトップダウン待ち。そうではないと不満を漏らし、自分では

アクションを起こさない…というか起こせないと思っているのだと思います。組織に属する者とし

ては仕方のないことだと思いますが、不満を漏らす前に、ボトムアップの理論で声を上げ、思考し

提案していくことが大切だと思います。その努力をせずに上の批判をするだけというのはとても

カッコ悪いです。

 

今年度より中学校から高校へ異動し、高校野球の監督になるという夢を実現した仲間がいます。

まだ若い指導者ですが、本当に熱心に指導し、私なんかよりもたくさん野球の勉強をしてチームを

勝利に導いています。その高校で取り組んでいるのが「ボトムアップ」です。先日その公立高校野

球部を訪ねたとき、キャプテンの選手が目を輝かせて自分たちの「ボトムアップ理論を基づいた活

動」を提案し、甲子園出場という目標を語ってくれました。

戦力を冷静に分析すると激戦千葉で甲子園に出場することは、本当に達成することが難しい目標です。

でも、そこに「熱い想い」と「取り組み」があるからこそ自信を持って口にすることができている

のだと感じました。そんな活動に胸が熱くなり、刺激をもらいました!野球を愛する同志として、

これからも陰ながら応援していきたいと思います!

 

木更津マジックの代表は、判断が難しい場面で相談すると「みんながしっかり考えたことなんだ

ろ!責任は俺が取るから、思い切ってやってみろよ!」と。

その言葉に何度も救われましたし、明日へのエネルギーをいただきました。ボトムアップを尊重し

てくださり、その活動を支えてくださっています。

10月から再開する木更津マジックの活動が、安全安心かつ、熱いものになるように励んでいきたい

と思います!

選手たちっ!青空の下、夢中になってプレーし、日が暮れるまで野球やろうぜ!

 

その一瞬に夢中になれっ!

〜想いを胸に、期待をカタチに〜

 

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