「前を向いて！」
木更津マジック
8月1日から行われるはずだった関東少年軟式野球千葉県大会が、
緊急事態宣言の影響により中止になってしまいました。
本当に悲しいし、悔しいです。
この大会は、なんだかミラクルが起こりそうな気がしていました。だからこそ、前回の練習では、
本気で勝ちに行っていないような雰囲気を感じて、選抜チームで初めて厳しく叱りました。
しかし、そんなチームの熱い想いは、コロナの前に儚く終わってしまいました。
お昼頃、運営側から中止の連絡を受け、選手たちにどんな話をしようか悩みましたが、やはり、
今までの取り組みが無にならないように前向きな話をしようと決めました。目の前の大会が無く
なったことは悔しく思いますが、冷静に考えると、昨年度と比べれば、ずっーとお腹いっぱい野球
ができたと思います。
昨年度は、3月から学校も休校になり、春の大会も中止。もちろん選抜の大会も全くなく、最後の総
体も中止、代わりになる送別試合を1試合しただけでした。それでも、去年の選手たちは、悔しい想
いをグッと堪え、笑顔で引退し、次のステージへ巣立って行きました。
今年度は、新チームになり、新人戦も、年末のMA杯も、春の市内大会も、全日本少年千葉県大会
も、千葉県選抜野球大会も、支部総体も、関東少年予選も…できたのです。
たしかに、日々の練習で制限されることはありましたが、あの休校期間中の無の状況からしたら、
当たり前のように野球ができる幸せな1年でした。その証拠に、自校のグランドに草が生えることは
一度もなかったです。それだけ毎日グランドで野球ができた証です。
どちらが幸せか不幸かなんて、何かと、誰かと、比べることではありませんが、今振り返ってみる
と本当に楽しい1年でした。だから、今日という選抜最後の1日を、前向きに楽しく野球をしようと
いう想いで最後の紅白戦をしました。
結果は、大会スタメン組が4-0で勝利！
前回の調整紅白戦では、Bチームがサヨナラ勝ちでしたので、1勝1敗のドローです。全選手がその
一瞬に夢中になってプレーできていたと思います。Aチームのある選手が、「俺この試合に負けたら
坊主にするわ」なんて言い出したり、真剣勝負の中に和やかな雰囲気があり、本当に素敵な時間でした！
解散予定時刻を超えてしまい、保護者の方々にはご心配をおかけしましたが、もっと長くこの場所
で野球がしたいという想いが、タイムコントロールを狂わせてしまいました。
最後のミーティングでは、今までの感謝の想いとこれからも野球を好きでいてほしいという想いを
伝えました。野球は人生を豊かにしてくれるとても素敵なスポーツです。木更津の子供たちが1人で
も多く高校でも野球を続けて、またそこからたくさんの体験を通して成長し、一生付き合える仲間
を作ってもらいたいと思っています。
明日の大会のためにバナナの差し入れをしてくれた代表。練習終わりにアイスの差し入れをしてく
れた保護者。選手と一緒に最後までグランド整備をしてくれたスタッフ。そして、最後まで野球を
楽しんでくれた選手たち。
本当にありがとうございました！
GLORY DAYS ♪
今日はうまくいったのかい？
それともうまくいかなかったかい？
そんなことよりも好きなこと、
本気で頑張れる今に感謝しよう！
クヨクヨしててもはじまらねぇから
前だけ向いて走ってこーぜ！
そんな弱い自分に負けそうになったら
魔法の言葉、3150
夕日が暮れた時、何を思ったか
お前の笑顔か、あいつの怒った顔か
また朝日が昇れば、未来へ踏み出すんだ！
勇気を出して一歩、踏み出すんだ！
GLORY DAYS
その一瞬に夢中になれっ！
〜想いを胸に、期待をカタチに〜
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