「火事場の馬鹿力」
木更津マジック
12月27日は、今年最後の練習でした。昨日もかなりハードなトレーニングをしたので、
集まった選手たちに聞くと、もも裏が〜…ケツが…腕が…腹筋が…選手たちは、口を揃えて
そう言っていました!正直、「だろうね!」って感じです。なぜなら、何度もやってみせた私も
朝起きたら全身バキバキでしたから…でも今日は、予定通り昨日のメニューにプラスしてラントレ
も入れました。往復ダッシュ90m20秒以内を10本。誰1人へこたれることなく、20秒以内で全員や
り切りました。6本目あたりは、かなりきつそうで、息を切らして下を向いている選手もいました
が、そこを乗り越えるのがトレーニングの醍醐味です。
往復ダッシュでの選手への課題は、
1.手を抜かずに走ること(当然ですが)
2.スタートの合図で全員が送れずに声を出すこと
3.声の空白を作らずに盛り上がってスタートを迎えること
4.応援は魂込めて
5.頑張った仲間を讃えること
最後の最後で、上の5つの課題を全員がやりきれなければもう1本だと伝えると、選手たちは「火事
場の馬鹿力」を発揮し、強豪校の気迫溢れる練習のような熱気がグランドに広がりました!久しぶ
りにグッときましたね!これこそが、木更津マジックのスローガンである「その一瞬に夢中にな
れっ!」が具現化された瞬間でした!
私が育った志学館高校の野球部は、そんな毎日でした。レギュラーも補欠も、先輩も後輩も、誰一
人手を抜かずに勝負する。まさに、教育的な高校野球そのものでした。そこで育った私は、やはり
それを目指すわけで、選手一人ひとりが他人任せにならずに、自分の想いを声や体で自分から表現
できるようになってほしいと強く願います。
「僕〜、大きな声とか出すのは苦手なんで〜…」
「僕〜、一生懸命とかそういうのいいんで〜…」
「僕〜、仲間意識とかそういうのはね〜…」
とかなんとかは、通用しません。
最後の試合で、
あの時、俺が大きな声をかけていればあのボールは捕れたのに…
あの時もっと一生懸命にやっておけばよかった…
ビビってる仲間に、何て声をかけていいのかわからない…
そんなふうになってほしくないので、最後のミーティングで長話をしてしまいました。話は短くが
基本ですが、私はいつも長くなってしまいます…この文章も同じことですね…
今日のような熱気ある練習の雰囲気を、選手たちが普段から作ることができれば、それこそが2日間
の「意識改革」の成果だと思います。
「火事場の馬鹿力」の意味は、
切迫した状況に置かれると、普段では想像できないような力を出すこと。
だそうです。
選手たちの底力を見るために、「もう1本だぞ」とペナルティを与えるようなことを言いますが、
その真意は、その力を出させることにありますので、一度その力を出すことができれば、あとは
もともと備わっているその力を、どんな環境下でも自ら出せるようにするだけです。
選手たちよ!今日見せてくれた力は、火事場の馬鹿力ではなく、それが君たちの実力なんだぞ!
想像できないほどの力っていうのは、もっともっと大きいものなんだぞ!
できる!できる!できる!みんなならできる!
1月に会った時に、「監督さんっ!意識改革完了しましたっ!」って伝えてほしいな〜!
本年も、毎度の長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございましたm(_ _)m
皆様の来年の更なるご活躍とご健康を心よりお祈り申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください!
木更津マジック〜!3150〜!
その一瞬に夢中になれっ!
〜想いを胸に、期待をカタチに〜
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