「号泣支部総体」

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木袖支部の新人戦は、袖ケ浦の2校が県大会へ進出。その悔しさを力に木更津マジックも頑張ってきま

した。結果、ベスト4は袖ケ浦3校、木更津1校という結果になりました。勝ち残っている畑沢中は、

市内大会の優勝校として、木更津の思いも背負い、是非とも県大会出場権を勝ち取ってもらいたい

と思います!ガンバレッ!畑沢中!

 

11日は、支部総体2回戦。自チームである太田中はその畑沢中との試合でした。

木更津マジックの活動もあり、お互いを知り尽くした戦いでした。

 

結果は2-12。

3回コールド負け。

 

15人の3年生の構成は、元々は13人でスタート。1年の秋にポニーから1人入部し14人に。

その後テニス部から未経験者の転部1人で15人。(ちなみにその選手は、私の授業のソフトボールが

楽しかったとのこと。)

5人の少年野球経験者と10人の未経験者のスーパーバラエティーチームでした。

 

今年度から監督を若手に譲った私でしたが、2年前、部員獲得のためにあの手この手でだまくらかし

て、10人の新野球人をゲットしました。仮入部期間に、「いいねいいね」と褒めちぎり、帰りに

ニューボールを配り、チームの練習そっちのけで新1年生につきっきりでキャッチボールをしました。

 

この世代は、今までの指導経験の中でもぶっちぎりで下手くそな谷間世代でした。しかし、

終わってみれば、代々、太田中の選手たちが引き継いできたスローガンである「何があっても

仲間を信じ、最後まで諦めない野球」を具現化してくれた本当に素晴らしいチームでした。

3回コールド負けという、今日1試合の短い時間の中でも、数多くのドラマがありました。

あげればキリがありませんので、特に私の心を打った選手のエピソードを紹介したいと思います。

 

その選手は、仮入部期間にテニス部と迷っていました。なんとなく動物的な感覚を持っていると

感じたので、その日にセンターを守らせてノックを打ちました。人生初のノックなので取りやすい

フライを定位置にあげようと思ったら、ミスヒットしてドライブがかかった難しい打球になってし

まいました。「やべ…」と思ったら、なんとしっかりと落下点に入りキャッチ!とてもびっくりし

ました。

 

そんな選手ですが、日が経つにつれて野球にハマっていき、毎日毎日練習を積み重ね、みるみる

上達していきました。とにかく熱い男で、私の厳しい指導にも、「耐える」とかそんなことでは

なく、「その通りだ。分かっています。俺が未熟なんだ。ありがとうございます。」と、そんな

心の声が聞こえてくるような、純粋で曇りのない心で指導を受け入れるような選手であり、一緒に

野球をやっていて心から楽しいと思える選手でした。

 

野球を始めてたった2年のその選手が、チームのピンチに、センターからタイムをとって、苦しんで

いるピッチャーのところまで走っていって声をかけたのです。私はそんな光景初めて見ました。

一般的な概念にとらわれることなく、自分の想いでの行動です。また、思うようなプレーができず

に腐りかけていた選手が打席に入った時、

「おい!俺たち県大会に行くんだろ!」

とベンチから叫んだのです。

 

2回ですでに5点差がついていた場面で、心の中ではみんなが諦めかけていた場面でした。私自身も

この後、そのバッターにどんな言葉をかけて次の回の守備に向かわせようかと考えていた場面での

その言葉。胸が熱くなりました。そして心が「ぽわー」っと暖かくなりました。

「最近、こういうやつ減ったな〜」「こいつ、ホントにカッコいいな〜!」と思いました。

きっとその言葉は、その選手にも伝わったはずです。

 

日頃から選手たちには、仲間がピンチになった時、その選手を救ってあげられる言葉を、最後の

大会でかけてあげられるかどうかだと指導しています。その言葉が丁寧な言葉でも、汚い言葉でも、

その時その仲間を救ってあげるのは、日頃からの人間関係であり、言葉の奥にある仲間を思いやる

心なのだと。

野球を通して育てたい一番の真髄である「本当のやさしさ」がそこにありました。

3回裏2アウト、エースの渾身の1球も外れてフォアボール押し出し。ゴールド成立…

不思議と心の中に抑え切れないほどの悔しさはなく、

「あと2回でいい。もう少しこのチームで野球がやりたかった」

そんな想いでした。

 

ラストミーティングでは、抑え切れない感情が溢れ、毎年恒例の男泣きです。野球部に入って間も

ない未経験者の1年生も合わせたほとんどの選手が、涙を流す号泣で支部総体の幕を閉じました。

 

マイクロバスのピストン移動のため、監督と3年生は先に学校に戻り、道具の整理をしていました。

1時間後、バスが球場に到着したので、1・2年生とともに学校に戻りました。途中でお疲れご褒美

として、夏は安定のシャトレーゼのアイスを買って帰りました。

すると、3年生と監督が楽しそうにグランドで最後のノックをしていました。ブラジルの田舎の子供

達が、素足でサッカーをしているような楽しそうな雰囲気で野球をしていました。

「こいつら野球を好きになってくれたんだな〜」

と、心から嬉しくなりました。また、今年度から監督を任せた若手にも、感謝の想いが溢れまし

た。そっとグランドを見ているだけで幸せな時間でした。

 

我が母校の監督である川俣監督の言葉。

「お前たち、最高の負け方をしようぜ!」

まさに、最後の最後まで全力で、微塵も無様ではなく、清々しい最高の負け方でした。

今年の夏も終わりました。目標は達成できませんでしたが、最高に熱い夏でした。

 

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