木更津マジック選抜チームのベストメンバーで挑む最後の大会
木更津マジック
「責任」
偶然の勝ちあり、偶然の負けなし。
そんな格言を誰かから聞いた覚えがあります。
今日は、木更津マジック選抜チームのベストメンバーで挑む最後の大会。
結果は、野田一中に5-4で負けました。
負けにはもちろん原因があります。最後のミーティングで、その原因は指導者からたくさん選手に
伝えました。しかし、責任は全て監督である私にあります。
あれだけエラーが続けば勝てる試合も勝てないのは当然のこと。最終回に1点差まで追い上げても
届かなかったことも、不運ではなく、紛れもなく力不足でした。この大会で、球際強く、粘り強く
守らせられなかったのも、全て私に責任があります。ここぞの場面で選手に本音をぶつけられな
かったのも、練習から本気でぶつかれなかった私の責任です。
そして、「責任」は監督である私はもちろんのこと、選手各々が自分自身で感じれば良いもの。
他の誰かが、「誰のせいで負けたんだ」なんて絶対に簡単に口に出してはいけないのだと思います。
いろんな要因はありましたが、今日は負けるべくして負けてしまったように思います。特定の誰の
せいでもない、チーム全体の責任です。
試合後、多くの選手たちが、このゲームの責任を感じていました。それは次につながる糧にしてほ
しいと思います。他人のせいにしていたら、自分の成長はありません。選手たちが感じた今回の
責任を、自チームに持ち帰り、強くても弱くても全チームが、心の底から県大会出場やその先を
目指して頑張ってほしいと思います。地域の方々の支え、保護者の皆様の温かい応援、選手の直向
きなプレー、それを勝利に結びつけられなかったことが悔しくてなりません。
もちろん、試合に出ていた選手はよく頑張ってプレーしてくれていました。しかし、むしろそれは
当然のこと。
このチームを1年間、陰日向なく支えてくれていた選手がいます。あまり試合機会を与えてあげる
ことはできませんでしたが、いつも前向きに直向きに野球に向き合っていました。ミーティングの
時は、いつもキラキラと瞳を輝かせ、カラカラのスポンジがスーッと水を吸収していくように、
指導者の話を聞くその姿勢にいつも感心させられていました。
きっと3年後、高校野球のステージで力をつけて、指導者の信頼を勝ち取り、自信を持った姿でユニ
フォームを着ているのだと思います。そして、その先も野球を続け、いい選手になり、いい社会人
として立派に歩んでいってくれるのだろうと思います。
そんな姿勢は、自分が指導したのではなく、生まれてから今まで、毎日のように家族からのまっす
ぐな愛情を受けて、15年間で出会った方々の言葉を素直に聞いて彼らの今があるのだと思います。
素敵な青年です。素敵な親御さんです。自分も一人の親として、そうあれねばと考えさせられます。
こんな言葉、妻が目にしたら鼻で笑うと思いますが…
試合後のダウンが終わり、ミーティングに入ろうとしたその時、何人かの選手がたくさんのゴミを
拾い集めながら帰ってきました。その会場には80名ほどの中学生と、100名近い多くの大人がいま
したが、そのゴミに気づき拾った人はいなかったと思います。
別に選手に指示を出したわけではありません。やらされたものではなく、自主的な行動だったのです。
それはまさに本物です。人として尊敬できる行為です。そんな選手たちを見て、試合に負けた悔し
さはありましたが、心が洗われるような想いでした。
心から、選手たちのことを誇りに思います。
今年の選抜メンバーが残してくれた伝統を引き継ぎ、2年生選抜に繋いで行きたいと思います。
悔しかったですが、また野球の難しさと素晴らしさを感じた1日でした。
今週は、支部総体の抽選会です。今日集まったメンバーも自チームに戻り、最後の夏に向けて後悔
のないように練習を重ね、青春の日々を過ごしてほしいと思います!
その一瞬に夢中になれっ!
〜想いを胸に、期待をカタチに〜
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