他人ごとではない!熱中症に気を付けましょう。
さくらクリニック
テレビでも熱中症対策を促すニュースを見るようになってきたので、
今日のテーマは「熱中症について」にしようと思います。
高温多湿な環境に私たちの身体が適応できないことで生じる、
さまざまな症状の総称が熱中症です。
どのような症状があるのかというと…
・めまいや立ちくらみ、顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
・体のだるさや吐き気、頭痛
・汗のかきかたがおかしい
・体温が高い、皮膚の異常
・呼びかけに反応しない
・まっすぐ歩けない
・自分で上手に水分補給ができない
などがあります。
熱中症は正しい予防方法を知り、普段から気を付けることで防ぐことができます。
1、のどが渇いていなくてもこまめに水分をとりましょう!
2、毎日の食事を通してほどよく塩分をとりましょう!
(※ただし水分や塩分制限されている場合は医師に相談し、その指示に従いましょう。)
3、睡眠環境を快適に保ちましょう!
4、バランスの良い食事やしっかりとした睡眠をとり、丈夫な体を作りましょう!
5、いま自分のいる環境の気温や湿度をいつも気にしましょう!
6、扇風機やエアコンで室温をいつも気にしましょう!
7、通気性のよい衣服や吸水・速乾性にすぐれた素材の下着を身につけましょう!
8、帽子や日傘で日差しをよけましょう!
9、冷却グッズを身につけましょう!
10、暑さや日差しにさらされる環境で活動するときはこまめに休憩をとりましょう!
【熱中症になってしまったときの応急処置で大切なポイント】
★涼しい場所へ移動しましょう!
★衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう!
★水分や塩分を補給しましょう!
※意識がなかったり、嘔吐している場合は誤って水分が気道に入る危険性があるので無理やり飲ませないで下さい。
【熱中症予防効果の高い食べ物ランキング】
1位 梅干し(食塩・クエン酸・塩化カリウム)
2位 スイカ(ナトリウム・カリウム・マグネシウム)
3位 レモン(クエン酸・ビタミンC)
4位 豚肉(ビタミンB1)
5位 じゃがいも(カリウム・パントテン酸)
積極的に取り入れましょうね。
また、こんな人は特に注意をして下さい。
屋外で働く人→建設業、製造業、林業、運送業、農業、警備業の方など
屋外で長時間にわたり作業する職業に従事している方は要注意です。
乳幼児→特に体温調節機能が十分に発達していない乳幼児は、
大人より熱中症にかかりやすいです。
高齢者→高齢者は温度に対する感覚が弱くなるため、
室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。
ご家族や周りの方が体調をこまめに気にかけて予防・対策を促してあげて下さい。
以上のことに注意しながら今年の夏も元気に乗り切りましょうね!
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