「第一歩」
木更津マジック
かねてより思案していた平日の活動をとうとう実現させることができました！
初日ということもあり、バタバタした2時間になってしまいましたが、トレーナーが組んでくれた
トレーニングメニューを中心に初練習を行いました。
人がいて、ボールがあって、バットがあって、グローブがあれば野球はできますが、様々な道具が
あれば、本当に充実した練習ができます。こんな幸せな環境があることに、支援者の皆様には心か
ら感謝申し上げます。
中学校の地域移行…全国的に順風満帆ではないようですが、各地で教員やクラブ指導者が、地域の
こどもたちのために頭を悩ませているようです。皆悩みながらも、一歩進んで二歩下がりながら
も、歩みをやめずに前進しています。私もその1人かもしれません。
今は現場にいませんが、私は中学校教諭でありながら、クラブを運営しています。中学校現場の気
持ちもわかりますし、行政の苦悩もわかります。子どもたちの想いもわかりますし、自分の想いも
あります。
中学校の部活動の素晴らしさも十分味わいましたし、苦悩や時間的な大変さもよくわかります。
一番シンプルなのは、やりたい人が、やりたい人に、見合った対価を払って、相応な活動を得ると
いうことだと思います。
指導者として指導の対価が欲しいというわけではなく、地域の子どもたちのために、持続可能なシ
ステムを作りたいということです。そのための第一歩を踏み出したこの日は、私にとって記念日で
す。
今日は慶応高校が甲子園で優勝し、これからの日本も、自主性と多様性を尊重したenjoy baseballが
求められているのだと思います。本当に素敵だと思います。仙台育英の監督さんも、選手に寄り添
いよく話を聞く指導者だというニュースを見ました。
子どもたちの話を聞くのが苦手な方の教員ではないと思っていますが、そんな中、古き良き日本の
野球の味わいを感じる自分もいます。泥臭く、元気よく、爽やかな全力野球。厳しい監督がいて、
凛とする選手がいる。監督に怯えながらも、結局は、その監督を尊敬し、大人になっても野球が好
きである。
何が真実なのか… その人とその人の空間にしか答えはないのだと思います。方法ではなく、手段で
はなく、結局は、人と人との繋がり「信頼関係」なんだと思います。
初回練習も、大事な一日でしたが、指示を出して、反応がないと「返事〜〜っ！」と大きな声を出
す自分がいて、そんな自分に「本当にこれでいいのか？」と自問自答しながらも、自分の信念を曲
げずに選手に向き合っています。
友達と一緒に頑張るのは楽しいです。友達と他愛のない話をするのは面白いです。選手たちには、
仲間たちと野球の話をしながら、刺激を受けながら、一緒に汗を流して、歯を食いしばって頑張る
ことが楽しいし、面白いと思ってもらえるようなチームにしたいです。
野球をするのに髪の毛なんてどうでもいいと思っているので、高校野球髪の毛議論に全く興味はあ
りませんが、先輩に言われて、「マジかよ〜…」なんて仲間とわちゃわちゃ話して、大会前に一緒
に坊主にするような謎のノリも嫌いではありませんし、そんな昔の思い出も尊いものです。そんな
経験も「野球は坊主だから」という思想があったからこその思い出です。あの罰のような髪型に
も、いつしかプライドを持てたのも、尊敬できる指導者の言葉だったりしました。とはいうもの
の、高校野球が終わった直後、仲間と早く髪を伸ばしたいと育毛剤を買いに行ったものです…笑
なんだか話はそれましたが、一応、野球人としてコメントしたまでです…
9月までの体験を経て、10月から本格的に活動を開始します。家庭から大切なお子さんを預かり、
大切な時間とお金を使ってもらい、その対価を得るのであれば、それに見合う活動を提供したいで
すし、選手の成長に繋がる活動にしなければなりません。
これが「第一歩」です！
今日の練習、選手たちは楽しんでくれたかな〜？
スキルに特化した時間にしたいと思いながら、態度や人間性に目がいく、ポイントズレズレの指導
者ですが、預けていただいたからには、選手の成長と試合での結果を出せるように想いを込めて活
動していきたいと思います！
野球のことをbaseballって言いたくない自分がいるので、
心から野球を楽しもうぜ！と言うことにします。
そんなこだわりのある自分がmysteryです。笑
その一瞬に夢中になれっ！
～想いを胸に、期待をカタチに〜
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