「環境」
木更津マジック
夏休みの練習初日！
楽しみで楽しみで仕方なかったです！
1.2年生合わせて34人での練習でしたが、最高気温は34℃… 先日、中学生が部活動後に熱中症で
命を落とすという胸を痛めるニュースがありました。市内でも夏休みの部活動は、熱中症アラート
が出ると活動ができないという理由も理解できるほどの出来事です。そんな中、クラブチームと
いうこともあり活動ができています。この夏の練習では、絶対に熱中症を出さないという目標
で活動していくと心に誓いを立てました。
始めのミーティングで、選手たちにその旨を伝え、15分おきに意図的に水分補給、小休憩をとり、
こまめに健康観察を行いました。それは指導者だけではなく、選手たち同士でも意図的に行うよう
に伝えました。
その甲斐もあってか、猛暑の中でしたが、1人も体調不良者を出さずに充実した練習を行うことがで
きました！とは言え、ダラダラとしたヌキ練をしたつもりはなく、選手たちは元気いっぱいにプ
レーしてくれていました！経験上、気持ちが入らずダラダラとした雰囲気で練習している時は、体
調不良者が多く出てしまいます。だからこそ、気持ちが折れないような練習内容を提示し、短い時
間でも内容を濃くできるような「環境」作りを徹底しました！まだまだな部分は多いですが、初の
夏休み練習にしては上出来だったと思います！
少し目を離すと、声が小さくなり、省エネプレーが始まります。その初動をどこまで許さずに声を
かけ続けるかが、締まった雰囲気を持続させるかの鍵だと思い、根気強く選手たちに声をかけ続け
ました。おかげで声はガラガラですが、選手たちはその「環境」作りのためによく頑張っていまし
た！
現在、特別支援学校に勤務する身としては、こもり熱ですぐに39℃を超えてしまうような生徒を毎
日見ているので、熱中症対策の大事さは、今までよりも意識を高くしなければならないという自覚
と責任がありますので、今後も安全な活動を前提とした充実した練習ができるように指導していき
たいと思います。
そんな中、休憩中に選手たちが自チームの新チームに対する不満を漏らした場面がありました。
その場面で私は、冷静に一喝しました。
不満を言う前にまず自分は何ができているのか。他人のせい、「環境」のせいにしているうちは、
まだまだだ！自分がその「環境」を変えていけばいいじゃないか！
監督のせい
先輩のせい
後輩のせい
仲間のせい
「環境」のせい
自分以外の原因をあげればキリがありません。
他人は、なかなか変わりません。自分は、自分の意識次第で変わることができます。言うは易し、
本当にそれを実践するのはなかなかエネルギーが必要なことですが、他人を変えるよりは簡単だと
思います。期待を込めて、その言葉をかけた選手には、実践してほしいと願います！
また、指導者からもリーダーからも大きな声で指示の声がかかりますが、そのエネルギーに応える
ことができません。
オイッ、シカトするなよ！
シカトは一番寂しく残酷なことだぞ！
自分のためにかけてもらったエネルギーの分だけ、必ずエネルギーを返そうぜ！
練習の後半は、グランドに熱気がありました！この「環境」こそ安全かつ充実した活動の根幹だと
思います！来週の練習では、朝からこの雰囲気を作ってくれることを願っています！
今日の練習に高校野球を終えた私の教え子が挨拶に来てくれました。楽しそうに練習を手伝ってく
れ、「また手伝いに来てもいいですか？」と言ってくれました！改めて、野球が好きなんだなぁと
思い、嬉しくなりました！人前で話をするのが苦手な中学生だった選手でしたが、今日は最後の
ミーティングで堂々と話をしてくれました。それだけでも充実した高校野球だったということが伺
え、とても嬉しかったです！
来週も暑いと思いますが、安全かつ充実した熱い「環境」で野球できるように、選手と共に頑張っ
ていきたいと思います！
その一瞬に夢中になれっ！
〜想いを胸に、期待をカタチに〜
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