「もっともっと」
木更津マジック
8月16日は夏の強化練習最終日。
3日間を通して一番の成果は、今の木更津の実力を知ることができたという点です。
「走・攻・守・心」どこをとってもストロングポイントはなく、ウィークポイントのオンパレード
であります。しかしこれは、毎年、3年生が抜けた夏に実感することですので、あまり驚くことはあ
りません。
去年は、現2年生は元気がよくチームのまとまりを感じていました。しかし、前回までの練習は、
なんだかパッとしない2年生の姿勢に正直ヤキモキしていました。だから練習前に数名の1・2年生
を呼んで、前回の課題を克服できるような練習にしようと話をしました。しかし、それが実践され
ることはありませんでした。「なぜだろう？」好きなことをやっているときはもっと瞳がキラキラ
とするものだと思うのに…
前回、「目を開け」と伝えたのですが、それが実践できたと手を挙げた選手は少なかったです。
コロナや熱中症アラート等で絶対的に活動が少ない中ですが、甲子園を見ていると、そんなことは
微塵も感じません。エラーが多い大会だとかなんとか言われているようですが、高校球児の瞳は確
かにキラキラと輝いています。
もっともっと練習して、
もっともっと上手くなって、
もっともっと鍛えて、
もっともっと逞しくなって、
もっともっと野球が好きになって、
もっともっと瞳を輝かせてほしい。
あと1ヶ月で新人戦が始まります。「このままではいけない。」選手たちがそう思えた3日間になっ
ていれば良いのですが、指導の真意が何人に伝わったのかは分かりません。確信はありませんが、
1人でも伝わっていれば嬉しいです。
部活がないこの期間に練習を入れてくれてとてもありがたいという保護者の方々からの声、今日も
またたくさんの差し入れをしてくださった保護者の方々。本当にありがたいです。そんな期待を選
手の輝いた瞳でカタチとしてお返ししたいと思っているのですが、まだまだ指導力不足で不甲斐な
いです。
周囲の大人、応援してくださっている企業様のおかげで、選手たちのための環境づくりは充実して
います。その環境をどう使うのか、それは主役である選手たちの考え方ひとつです。野球を心から
楽しめるような指導をスタッフとともに考えていきたいです。
そんな中でも、私の求める一生懸命像に近い選手たちは数名います。その選手たちがチームをリー
ドし、全体にいい雰囲気を与えてくれれば嬉しいです。
木更津マジックは月に数回の練習です。現時点では、あくまでも部活動の補足練習です。でもこの
選手たちと毎日毎日野球できたらもっと楽しいのになぁ～なんて考えてしまいます。令和8年度問題
である部活動の地域移行。そうなってから動くのではなく、しっかりと考えて行動に移して、木更
津の子供たちがお腹いっぱい野球ができる環境をより整えていきたいです。
楽しみにしていた「夏休みの楽しみ」が終わってしまいました。あとは仲間との40歳オーバーの
壮年野球チームの発足に向けて自分も身体を作り直し、もっともっと頑張ろうと思っています！
その一瞬に夢中になれっ！
〜想いを胸に、期待をカタチに〜
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