木更津袖ケ浦支部の総体初戦
木更津マジック
7月9日は木更津袖ケ浦支部の総体初戦。
大番狂わせはなかったように思いますが、結果だけでは計り知れないドラマが、
どの試合にもあったのだろうと思います。
初戦、大差で敗退したものの数年ぶりに野球部が復活した鎌足中学校や袖ケ浦にも下級生が中心と
なっているチームもあるようで、今後が楽しみなチームもあります。
勝ったチームの裏には、今日ここで引退をしていった3年生がいるということも忘れてはいけません。
ぜひ勝ち上がったチームは、明日も全力で戦ってほしいと思います。
自分はむすめの総体の送迎、応援をしつつ、去年までお世話になった太田中の試合観戦に行きました。
4回の途中でグランドを後にしたので、最後まで見ることができず残念ではありましたが、最後の
総体というのは本当に不思議なものです。
3年生5名のうち4名は中学校から野球を始めた選手ですが、私が見た5得点は全てその4名の打点に
よるものでした。きっとベンチにいたら、心が震えるほどの興奮があったことと思いますが、スタ
ンドの影で見ていた私は、自然と笑みが溢れるような温かい気持ちでした。これが最前線で指導し
ているものと、少し離れたところから見守っているものの差なのかなと思いました。
ベンチから3回ジャンプして「ヨッシャー！」と元気よく守備につく選手たちを見て、指導者は変わ
れど、目の前の監督についていきながら先輩たちの伝統を継承している3年生の姿を見て、なんだか
温かい気持ちになりました。昨年度末の人事異動で顧問が総変わりしたチームですが、太田中野球
部の全力野球を引き継いでくれた3年生と新しい指導者に心から感謝しています！
また、驚いたのが、2年生のブルペンキャッチャーです。中学校から野球を始めて、速い球をとるの
が苦手な選手でしたが、遠くからでは誰だかわからないほどピッチャーの球をしっかりと捕球して
いて、その上達ぶりに驚きました！
7月10日は、ブロック準決勝！もう一つ勝てば県がけのブロック決勝です！
勝てば、もう1週間このチームで野球ができる。その想いが強いチームが勝つのだと思います。
蔵波中VS畑沢中
木三中VS木一中・岩根西中
根形中VS太田中
昭和中VS木ニ中
どんな結果になろうとも、仲間を信じて最後まで諦めずに頑張ってほしいです！
そして、7月10日の木袖支部の2回戦。
結果は写真の通りです。来週の県がけはどちらのトーナメントも木更津VS袖ケ浦となりました。
最後の夏にチームのピークを合わせるということが本当に大事だと思いました。各チームとも、
敗因や勝因はいくつもあると思いますが、やはり、投手力を中心とした守備力が接戦に持ち込む
手段であり、その中で自分たちの攻撃で1点をもぎ取る。そう言ったキリキリとしたゲームが少なく
なってきています。木更津マジックとして木更津市の野球の発展に貢献するため、また練習のあり
方を考えていきたいと思いました。
来週は大会最終日です。
勝ち残った4チームは悔いの残らないような試合にしてほしいと思います。
話は変わりますが、今日は、昨年度に中学校から高校に異動した若手指導者が夏の大会に臨みました。
結果は延長12回0-1で惜敗。相手は甲子園に出場したこともある私立高校。その結果を聞いて胸が
熱くなりました！試合を見たわけではありませんが、想像するだけでヒリヒリとした好ゲームだっ
たのだろうと思いますし、監督の気持ちを想像すると私まで胃が痛くなりそうです。個人的には23
年前の夏の大会で自分もその高校に敗れ、その高校が甲子園に出場しました。
異動からわずか1年ですが、チームの雰囲気はガラリと変わり、勉強熱心な指導者の若くて熱いエネ
ルギーが選手に伝わっているのだと思います。自分ももっと頑張らなきゃとエネルギーをいただき
ました！
選手に甲子園という夢を見させてあげられて、かつ、安心して送れる高校がまた一つ増えたという
ことが本当に嬉しいです！
むすめの陸上と中学野球の行ったり来たりな２日間でしたが、陸上も好きですけど、やっぱり野球
は3150です！
その一瞬に夢中になれっ！
〜想いを胸に、期待をカタチに〜
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