ホイールナットについて

タイヤフィッティングサービス

今回はホイールを付け替える際に重大ポイントとなるパーツについてお知らせします。

その名も「ホイールナット(ボルト)」。

ホイールを車に取り付ける際には車体にある「ハブ」にホイールをあてがい、ナットやボルトで

固定します。この固定の際にホイールとナット(ボルト)が正しいセットになっていないと

きちんと締め付けができず、すぐに緩んでしまったりそもそも取り付けができないという

残念なことが起こります。

画像を見ていただけると分かるんですが、ホイールと接触する面の形状が違うのです。

 

 

写真では

・テーパー座ナット

・球面座ボルト

・平面座ナット

の3種をお見せしています。

 

これ、何が問題になるかというとそれぞれに互換性がないのです。

厳密に言うと、モノによっては取り付けできないことはないけれど締結用品としての

用をなさないという事。大変危険です。

なぜこんなお話をするかというと、この時期はスタッドレスタイヤから夏タイヤに付け替えする

お客様が多く、純正ホイールセットと社外ホイールセットを交換するのに各々のナットやボルト

形状が違うためにトラブルが起こるという案件が発生しています。

そうなってしまうとわざわざご来店いただいても作業ができずにお帰りいただくことがあったりして。

これらのパーツはもっと細かい区分けができるのですが今日はさわりの部分だけ。

 

ホイールを保管されている皆さん。

お願いですからホイールとボルト・ナットは必ずセットにして保管してください。

そして作業ご依頼の際にはお忘れなくお持ちください。

 

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