夏季特別展「謎の蒔絵師 永田友治 ―尾形光琳の後継者を名乗った男―」・甲賀市

甲賀市

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(画像提供:MIHO MUSEUM) ※左から槙鹿蒔絵菓子重、刷毛目塗燕子花蒔絵螺鈿菓子盆、梅蒔絵盃台・宝珠蒔絵三組盃

 

江戸時代中期(18世紀)に、京都で活躍した蒔絵師永田友治。その作品は、尾形光琳風の意匠に倣い、
独自の技法を用いて漆工芸史上にしっかりと足跡を残しています。
しかしその実像ははっきりせず、謎に包まれています。
本展では、多くの友治作品を展観し、化学分析による研究成果も交えて友治の魅力にせまります。

永田友治は、江戸時代中期、正徳・享保年間(1711~1736)ころ京都で活躍した琳派の蒔絵師と伝えられていますが
その実像ははっきりとしていません。
しかし、彼の作品は尾形光琳(1658-1716)風の意匠に倣い、独特の青漆(緑色系)や友治上げと呼ばれる錫粉を使った高蒔絵を
用いる独創的なもので、漆工芸史上にしっかりとその足跡を残しています。
しかも、彼は尾形光琳の使用した「方祝」の円印や、光琳の号「青〃」に「子」を加えた「青〃子」号を使用するなど、
光琳の後継を強く意識した名を作品に残しているのです。

今回の調査により、江戸中期に京都と大坂を拠点として活動したと考えられる友治の活動がおぼろげながら見えてきました。
そこで、本展では彼の作品をできるだけ多く集め、今後の研究の基礎資料を提供すると共に、
その魅力とその秘密を化学分析による研究成果も交えて紹介いたします。
知られざる謎の蒔絵師「永田友治」にせまる初めての展覧会となります。
※会期中一部展示替えあり
※友治の「友」は右肩に点あり

 

○開催期間
開催中~7月15日(月・祝)

 

○開館時間
10:00~17:00(入館は16:00まで)

【休館日】
月曜日
※7月15日(月)は開館

 

○会場
MIHO MUSEUM
(〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 TEL:0748-82-3411)

 

○入館料
【一般】
1100円
【高・大生】
800円
【小・中生】
300円

※20名以上の団体は各200円割引

 

○イベント内容
◆展示構成
1章 謎の蒔絵師 永田友治
2章 友治盃金弐両 ―盃の友治
3章 只今大坂伏見町住居候 ―合金粉の謎にせまる
4章 琳派ムーブメント(琳派の流行)
5章 青〃子 永田友治(器種ごとの展示)
6章 友治の子孫 ―永田習水

 

◆展示総数
約80件 うち友治作品は約70件
※予定・会期中一部展示替えあり

 

◆講演会
「謎の蒔絵師 永田友治」
講師:高尾 曜(国立能楽堂 調査資料係長)

6月30日(日)
13:30~15:00

・南レクチャーホール
・定員100名
・参加無料(入館料要)
・予約不要
※当日美術館棟受付にて整理券配布

 

◆ギャラリートーク
桑原 康郎(MIHO MUSEUM学芸員)

6月8日(土)、6月22日(土)、7月13日(土)
いずれも13:00~14:00(予定)

・定員20名
・参加無料(入館料要)
・予約不要
※当日美術館棟エントランスに集合

 

◆代表作品
1.槙鹿蒔絵菓子重
江戸時代 18世紀 個人蔵
撮影:山崎兼慈

2.刷毛目塗燕子花蒔絵螺鈿菓子盆 10枚の内
江戸時代 18世紀 個人蔵
撮影:山崎兼慈

3.梅蒔絵盃台・宝珠蒔絵三組盃
江戸時代 18世紀 個人蔵
撮影:山崎兼慈

 

○一般の方のお問い合わせ先
MIHO MUSEUM
TEL:0748-82-3411

 

○イベントの詳細はこちら↓
http://www.miho.jp/exhibition/nagata-yuji/

 

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